自分のセックスマナーに自信はありますか?

ある、と即答できた方はむしろ要注意かもしれません。

思いもよらないところで女性を困惑させている恐れがあります。セックス関連の記事は、どうやれば女性に喜ばれるか、マンネリを脱却できるかなど、

ある程度発展的な内容が多いですが、今回は基本に立ち返ってセックスのマナーについて解説します。

まだ女性経験が少なくどうしていいかわからないという方、

最近パートナーがセックスをさせてくれないので何か自分に原因があるのではないかと疑心暗鬼になってる方、

自分のセックスについて自信はあるが基本をもう一度再確認したいと思っている方、にはぜひご一読していただきたいです。

1.AVで見たことは絶対してはいけない

 

AVを普段よく見る方は要注意です。あなたはプロのAV男優ではありません。

AVは「見せる」ためのセックスであって本当にお互いが愛し合うためのセックスではありません。映像上は激しく女性が感じているように見えますが、

実際の現場ではシーンとシーンの間で何度もローションを塗りなおしたりして女性がなるべく傷つかないような配慮がされています。そして男優の方も、

女性がなるべく傷つかないような細心の注意を払っています。

AVで見たことをどうしてもやってみたいと思うようなときは、「コレやってみてもいいかな?」というように女性に同意をもらうようにしましょう。

 

2.歯を磨いて体は清潔にしなければならない

 

一般的に、男性よりも女性の方が臭いや清潔さに対して意識が強いです。

ですので、普段の2倍は注意してシャワーや歯磨きや体臭対策をするようにしましょう。歯磨きだけでなく舌や歯茎もしっかり磨いて万全の体制を整えてください。

また、セックスやキスの際はお互いの物理的距離が近くなり、その分普段見えていなかった部分も見えてしまいます。鼻毛やヒゲ飛び出ていてはせっかくのいい雰囲気が台無しになってしまうので、毛の処理もしっかりしておきましょう。

加えて、セックスの際は「手」の清潔さも重要になってきます。手をよく洗い、爪も切って相手を傷つけたり不快な思いをさせたりしないようにしましょう。

 

3.絶対に相手を名前で呼ばなければならない

 

ほとんどの女性はセックスの際、名前で呼ばれたいと思っています。

 

普段の生活では気恥ずかしくて名前で呼んでいないという方もセックスの際はきちんと名前で呼ぶようにしましょう。その方が女性へ愛情が伝わりやすいですし、

セックスの雰囲気も良くなります。

そして、可能であればセックス以外の日常生活でもしっかりと名前で呼ぶように心がけましょう。

4.キスマークは同意をもらわなければならない

 

同意が必要な理由は二つです。

一つは、キスマークがつくようなキスは場所によっては女性が痛みを感じることがあります。ですので事前に了承を得たうえで女性が断りやすい雰囲気を作っておきましょう。

二つ目の理由は、キスマークの場所によっては、女性の職場や学校などでキスマークが目立ってしまうことがあるからです。

 

とくに夏場などは肌の露出が自然と多くなりますので注意しましょう。

こういった配慮がしっかりされていれば同意が得られると思われますので、気軽に声をかけて同意を得てからキスをするようにしましょう。

 

5.元カノや元カレの話は絶対にしてはならない

 

日常生活の中でお互いに前のパートナーの話をするのはカップルによってはそれほど問題になりません。

むしろ前の交際相手も含めて相手を理解したいと思う方もいるでしょう。

しかし、セックスの最中はNGな行為です。せっかく盛り上がってきた女性の気持ちを台無しにしてしまいかねません。

元カノと今のパートナーを比較して今のパートナーを評価するような言動も慎みましょう。過去は捨て、最愛のパートナーとの2人だけのひと時を楽しんでください。

 

6.避妊や性病については誠実に話し合わなければならない

 

初めてパートナーとセックスする前に、きちんと避妊や性病についてのお互いの意思を確認しておくのが理想的です。

ですが、恋愛やセックスは突発的に起こってしまうものでもあります。事前に話し合えなかった場合でも事後にきっちりと話し合うようにしましょう。

これらのことについては表立って話す機会というのは余り多くはないかもしれませんが、避妊や性病についての考え方を女性に誠実に伝えることが大切です。

女性が安心してセックスできるような環境にしてあげましょう。

 

7.他のことを考えてはならない

 

一般的に女性は男性よりもコミュニケーション能力が高いので、会話だけでなく、

表情や声のトーンや視線などで相手の内心を推し量ることができます。いわゆる女性の勘です。一方、男性はそのような能力に長けていないので、

ボディランゲージで内心を表に出してしまうことが多々あります。行為中に好きな食べ物のことや趣味のこと、仕事のことなどパートナーと関係のないことを考えるのはやめましょう。

絶対にバレています。

多くの女性は自分に魅力がないからパートナーが他のことを考えているんだ、と考え傷ついてしまいます。

行為中は女性のことだけを考え、

女性に没頭するようにしましょう。考え事はセックスが終わってからしましょう。

 

8.恥ずかしがらず、コミュニケーションは気軽な雰囲気で

 

シャイな男性は要注意です。

男性の方が恥ずかしがってしまえばどうにもなりません。女性の方が恥ずかしいという思いが強いので、それを解きほぐすように気軽なコミュニケーションを心掛けましょう。

そして、痛かったり刺激が強すぎたりということがないよう常に相手に聞くようにしましょう。どういうプレーが好みか、あるいはどういうプレーが苦手かというのも気軽に聞いてみましょう。

セックスの好みは十人十色ですので、前の彼女にやってみて評判が良かったから今の彼女にもやってみようというのは間違いです。

女性とコミュニケーションを重ねる中で、お互いのベストを探していくというのが好ましいです。

 

9.視線はそらさない、なるべく相手の目を見るようにする

 

アイコンタクトをしっかりすることによって女性は親密感や安心感を持ちます。

初めてセックスをする際などは、女性の緊張も高まっていますので、なるべく相手の目を見て安心できるような会話をするようにしましょう。

目をそらしてしまえば、何か他のことを考えていると悟られてしまいます。

世間や過去や将来のことは捨てて、パートナーだけを見つめるようにしましょう。

 

10.急がない、焦らない

 

ストレスや性欲がたまっているときは要注意です。

パートナーは性欲処理の道具ではありません。

何気ない言動や行為で相手を傷つけてしまうことのないよう、しっかりと自分の気持ちをコントロールすることが重要です。

そして、多くの女性はリラックスできて気持ちの良いセックスを望んでいます。たまには激しいセックスがしたくなる時もあるかもしれませんが、

その際はきちんと相手に了承を得てからするようにしましょう。独りよがりなセックスほどむなしいものはありません。

お互いの気持ちが混じりあった時にこそ心身ともに満たされたセックスができます。

 

まとめ

 

以上10項ほど挙げさせていただきましたが、セックスのマナーで一番重要なことは「相手の立場に立って考えてみる」ということです。

 

そして、男性と女性は生物上の差異や考え方の違いが多くありますので、それはなかなか簡単にできることではありません。

 

相手に同意を得たとしても、内心では嫌がっていた、なんてことも起こりえます。

パートナーの性格をしっかり理解したうえで、相手が内心どう思っているか、何か嫌がっていることはないか、というように常に女性の立場に立って考えるようにしましょう。

そうすれば女性はあなたの愛情に気づいてくれます。以上です。