急な出費の予定できてしまってもすぐにお金を借りられる消費者金融は、お金に困ったときにとても頼りになります。

 
消費者金融は少ない額からの借り入れが可能な会社がほとんどのため、生活の中のありとあらゆるシーンにおいて利用しやすいのが特徴です。
 
消費者金融は毎月決まった金額を返済する「リボ払い」形式の返済方法が一般的のため、返済計画を立てやすく、返しやすいという特徴がありますが、場合によっては「どうしても返済ができない」という困った状況に陥ることもあります。
 
 
利用しやすいというメリットが大きい反面、気づかないうちに借入額が膨らんでしまったり、複数の会社からの借り入れや返済のための借り換えなどで借入額の合計が大きくなってしまいやすいという危険性があるのです。
 
 

「今月は出費が多くてどうしても払えない」
 
「毎月の返済額が大きすぎて家計が苦しい」
 
などの、消費者金融の返済で困ったときにぜひ知っておいていただきたい3つのポイントをご紹介します。
 
「実際に返済が難しくて困っている」という方はもちろん、「今のところ返済に困った経験はない」という方にも突然のトラブルで慌てないために、ぜひ知っておいていただきたいと思います。
 

<返済で困ったときの対処方法>

 

①「おまとめローン」を活用する

 
消費者金融の多くは、複数の金融会社からの借り入れを一つにまとめられる「おまとめローン」を行っています。
 
 
一つの会社に返済するだけで済むので、返済漏れや返済時のATMや窓口を選ぶ手間もありません。
 
そして、なにより魅力的なのが、「返済利息を軽くすることができる」という点です。
 
そのため、それまでの複数社からの借り入れ時の利息の合計額よりも、おまとめローン利用時の利息合計額のほうが低くなることがあるのです。
 
 

毎月の返済額を少しでも減らしたいときや、返済時に金融会社ごとに分けて返済するわずらわしさを解消したいという方におすすめです。
 

②毎月の返済額を減らしてもらう

 
消費者金融への返済で困ったときに知っておいていただきたいポイントの2つ目は、「毎月の返済額を減らしてもらう」という方法です。
 
 
「毎月の返済額は決まっていて変えられないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、借入金額が大きい(毎月の返済金額が大きい)場合ほど、毎月の返済額を減らすことができる場合があります。
 
各金融会社それぞれで、借入金額に応じて毎月の返済金額は決められていますが、その返済額は「最低返済額」というわけではない場合があります。
 
「最低返済額」とは、利息に加えて金融会社が回収したい元本の均等額を合わせたもののことです。
 
買い入れ時の契約であらかじめ毎月の返済額が決められているため、返済額を変更することはできないと思っている方がほとんどのようですが、実は意外とそうではありません。
 
金融会社が設けている「最低返済額」のラインより上であれば、毎月の返済額を減らしてもらうことも可能になります。
 
気を付けていただきたいのは、「それまでの返済実績があること」「返済額を減らした場合に現実的な返済期間であるかどうか」ということです。
 
 
例えば、数回しか返済していないにも関わらず返済額を減らしてほしいと言ったり、あまりにも長期的すぎる返済期間になってしまう場合には毎月の返済額の変更には応じてもらえないことがあります。
 
 

③「どうしても払えない!」ときは利息分だけ支払う

 
おまとめローンや毎月の返済額を減らしても、突然の大きな出費があれば「どうしもて払えない!」というときもあるかと思います。
 
そんな時には、「利息分だけの支払い」をすることも可能です。
 
金融会社としては、もちろん、利息に加えて元本も拐取したいのが当たり前ですから、いきなりお願いしてもすんなりとは聞き入れてもらえないこともあります。
 
しかし、「どうしても今回だけは厳しい」「今後はきちんと払っていきたい」という意思を伝えれば、利息分だけの支払いを認めてくれることがあります。
 

 

利息分だけとなると、毎月の決まった返済額の3~4分の1程度の金額になりますから、かなり楽になります。
 
とはいっても、元本は一切減らないわけですから、あくまで「本当に困ったときの最終手段」として覚えておいていただきたいと思います。

 
<おわりに>
 
消費者金融の返済で困ったときに知っておきたい3つのポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
 
急な出費の予定は、いつやってくるかわかりません。
 
もしかしたら、病気で突然働けなくなるということもあるかと思います。
 
そうした困った状況になったとき、ぜひこの3つのポイントを思い出していただければ幸いです。